ここでは、E-A-Tの具体的な説明をしていきます。
E-A-Tとは?
E-A-Tとは、Googleが公開する検索品質評価ガイドラインで定義されてるWebサイトを評価する基準の1つです。
いくつかの基準の中の1つに「E-A-T」があり、「専門性/権威性/信頼性」が高いWebサイト・ページを評価することを明示してます。
また、E-A-Tは
Expertise(専門性)
Authoritativeness(権威性)
Trustworthiness(信頼性)
のぞれぞれ頭文字をとって省略した呼び方となります。
次からはそれぞれの項目が具体的にどういうことなのか説明していきます。
Expertise(専門性)
専門性とは
特定の分野についてのみ深く関わっているさま。高度な知識や経験を要求されること、またはその度合い。「専門性が高い職種でスキルを磨く」などのように用いられる。
引用:Weblio辞書
と紹介されています。
簡単に言うと
Authoritativeness(権威性)
権威という言葉を調べてみると
権威(けんい、英語: Authority)とは、自発的に同意・服従を促すような能力や関係のこと。威嚇や武力によって強制的に同意・服従させる能力・関係である権力とは区別される。代名詞的に、特定の分野などに精通して専門的な知識を有する人などをこのように称することもある。
引用:ウィキペディア
ある方面でぬきんでてすぐれていると一般に認められていること。
引用:Weblio辞書
と説明されていて、特に赤文字のところが大事と考えて良いと思われます。
サイトに置き換えて説明すると
自分の記事やサイトが専門的なサイトを運営する、専門的な人に紹介されていることで(メンションや引用など)、より信頼感、信用性が増すということに繋がっていくと捉えて良いと思われます。
ただ、逆に言えば、ネット上で悪い意味ですごく叩かれているサイトなどに紹介されると信用性が下がるということにも繋がると考えられそうです。
Trustworthiness(信頼性)
信頼という言葉を調べてみると
信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。「信頼できる人物」「両親の信頼にこたえる」「医学を信頼する」
引用:コトバンク
これはもう単純に
・信じられる
・頼りにされる
といったサイト作っていくことが大事ということで間違いないでしょう。
E-A-Tを意識したサイトの具体例
例えば
病気に関することが書いた①〜④の記事があるとします。
② 病気になったことがある人
③ 医者を名乗る人(名前はニックネームで医師免許の提示がない人)
④ 大きい病院の医者(本名も医師免許も提示している人)
あなたは何番を選びますか?
自分が置かれている立場によって、選ぶ番号は様々かもしれませんが
世間一般的には④を選ぶ方が多いのではないでしょうか?
その理由はおそらく、専門家でしかも有名なところのドクターが書いている記事だから。
つまり、専門性と信頼性があるからということになります。
さらにその記事が何人もの有名なドクターが紹介していたり、実際に患者さんが喜んでいるSNSのコメント(リプライ、シェア)などが多ければ、権威性に長けて信頼性が増すといったところに繋がっていきます。
よく、きれいな芸能人が愛用している美容クリームを、SNSなんかでシェアして売れるなんていうのも同じ原理と言えます。(←実際に良いものかどうかは別として良くも悪くも売れる)
まとめ
正直SEO対策に関しては、キリがないほどのノウハウが言われていますが、
本質はその記事が
✅悩みの解決に繋がったのか?
✅参考になったのか?✅喜んでもらえたのか?
というところにあるということです。
そのため小手先のSEO対策で内容がデタラメだった場合、瞬間的には上位に表示されたとしても永続的には続かないということになりかねます。
なので、このようにE-A-T(専門性、権威性、信頼性)をしっかり意識したサイト構築をしていくことが、長い目でみたSEOアップに繋がる近道だといえるでしょう。
とにかく【愛】をもって、悩みを解消し、困った人の役に立つといった視点で記事を書いていくということが大事ということになります。